ハジメていいですか?

多くは望まない、手の届く範囲で生活するオッサンです。復活してツイアカあり。☆hajime39rano   https://twitter.com/hajime39rano?s=09 

まさかの。

休み明け、ちょっと腹の調子が乱れて起床する。

無事に処理して再度布団に。

 

すると、職場から電話。

 

「職場のGさんが亡くなったって。」と。

 

えっ?Gさん死んだ?

あたしはテンパる。

 

出勤してGさんのご家族に連絡すると、朝方に亡くなったとの事。昨夜に倒れて救急搬送されたらしい。

 

とりあえず、出張で不在の代表に報告する。

同時に可能な限りで今後の施設の対応体制を考える。

 

Gさんは職場の同僚で、一応は上司になる人だった。

極めて慎重でマイペース、あたしとは正反対な人。

だから衝突も頻繁だし、事実あたしは何度も激昂してた。だけど、その度に飄々としており何処かで憎めない存在だった。

あたしの相棒だった人。

あたしが激怒して(理由は重要な案件を忘れた彼のミス)いた時、彼は自分の非を認めながらもあたしな口調にだけは毅然として注意してきた。

じゃかあしい!と彼をあたしは一蹴してしまうも、日を改めて口調の謝罪をした。何故か、謝罪したくなった。彼の話は奇妙な味付けがあるから不思議と心に入ってくる。

 

あたしは彼から何を学んだか?

要領のバランスとタフなハートかも知れない。

 

だけど、身体は悲鳴をあげたのか?予兆は無かったのか?悔やんでも悔やみきれない、あたしがいる。

 

今日はあたし含めて皆がソワソワしとった。でも、あたしは彼が死んだとの実感は無かった訳だ。

あたしらは彼が普通に飄々と登場するんじゃないかな?と思った。ツマラン親父ギャグを咲かせてね。

 

 

だけど、つい先程彼のデスクが真っ暗になってるのを見て辛くなった。もう、夜にこのデスクが明るくなる事は皆無だ。定時終わり後、毎日開催してた問題点の確認ミーティングも終わってしまった。

 

主がいないデスクには残された未処理の案件がチラホラ咲いてる。

コノヤロ、〆切り間近の案件も手付かずかよ。

さっさと起きて仕事しろよ。じゃないと、次にあたしが逝くハメになんだぞ。そしたら、2人で約束した施設の改革がストップすんだぞ。頼むから起きてくれよ。

強がりなのか、こんな言葉が口にでる。

 

あたし、何があっても動じない性格とは思っていたが近い人の生き様と死を見て泣けてきた。

 

生きる事と死ぬ事、どちらが辛いだろう。だけど、死を迎えて遺された人達から生きてた記憶が無くなる方がもっと辛いな。

 

Gさん、あたしはずっと記憶する。

とんでもないオッサンと日夜闘ってきた同士であるアンタを。

 

何ならあたしが仇とる。遺ったあたしが出来るだけ改革するからな。一足先に黄泉の国であたしの座席を確保しといてくれ。いつか逝ったら、2人で味噌ラーメン食べよう!あたしは大盛りな。そん時は2人で死んでるからコッテリにしよう。体調気にしないでいいし。約束だぞ。

 

 

 

入職してから今日までありがとうございました、Gさん。あたしはGさんのタフさに憧れてました。くそ生意気な後輩でしたが、あたしにとっては大切な戦友でした。安らかに休んでください。あたしは負けません。あなたに出会えて良かった。

さようなら。

 

                  桜野 一

 

 

食事。

たまには、マグロの刺身で晩酌と思いつき向かうはスーパーの鮮魚コーナー。

 

このスーパー鮮魚は前に吟味しないで買った刺し身がデロデロで二度と買わない!って決意してたんだが、この度は時間の都合もあり購入に方向転換。すぐに折れるな、あたしの決意はwww。

 

んで、鮮魚コーナーをウロウロと。

 

うわー。中トロあるじゃん。

赤身狙いが揺らぐ。

あたしはマグロは赤身さ!なんて言いません。たまにはリッチにいくのだよ。久しぶりだな、中トロさん。

ただ、ご予算の都合があるからなー。

 

値札を見ると、まぁまぁのプライス。品質も素人さん目線でも中々じゃない。

 

ヨダレ出るな。

 

あたしの頭は中トロで晩酌モードになる。

 

しかも、タイミングがいい事に割引シールを店員が貼り始めた。

3割引きか?神の半額か?なら、お財布に優しいじゃないのよ。

なんなら、もう一品追加も可能じゃないか。

 

ただ、あたし以外にも値引き待ちの方々がチラホラ。

 

おっ?あっちの鮭の腹身もいいな。焼いたら美味いぞ。と追加の一品の狙い定める。値引き前から安いのだが、どーせなら値引き待ちだ。

 

すると、品がイイ風なオバハンが登場。

 

おっ?オバハン、何してる?それはあたしが狙ってた中トロよ?えっ?えっ?

 

オバハン、中トロをカゴにポンっといれた。

 

唖然とするあたし。

マジか!あたしの晩酌はどーするよ?と計画は崩れる。垂らしたヨダレを返せよ!

 

悔しいけど、仕方ない。腹身だけは確保だとシール貼られる前にカゴにポン。

 

ふふふ、鮭の腹身は死守したぜ(笑)

 

いやー、中トロだけは悔しかった。

結局、割引されて残った赤身を買って帰宅。

 

赤身で晩酌、シメは鮭の腹身と炊きたてご飯。

 

赤身は美味かったが、なぜか死守した腹身の方がより美味いと感じた。

 

あたしの晩酌はこれにてお開きです。

 

慎ましいでしょ?(笑)

世代を越えて伝える事。

あたしの身内にグレートな方がいる。

バー様だ。

あたしの一族は存命中の人間は基本的に「破壊力」は抜群である。まぁ、その力は腕っぷしなのか知能なのかは別の話だ。

その中で、無駄にプライドが高いのがいたりする。

あたしが昔から好かないヤツだ。あちらも同じ事を思ってるだろうけど。

 

一応、その好かないヤツが我が一族を率いてるつもりだから泣けてくる。所詮は井の中の蛙だ。

 

追い込まれると、腕っぷしで解決する位のヤツだが、いくら吠えても何とやらだ。ただ、具合悪い事にヤツの遺伝子が濃いクソッタレが土壇場で一緒に調子にのるから面倒だ。

 

同じ遺伝子が組み込まれてるあたしは辟易する。

 

ただ、その一族を影で統率するのはバー様だ。

一族で苦労したバー様は、ニコニコしながらも的確な一発でヤツやクソッタレを落とす。落とし方は見事だ。あたしへも、弱かった小僧からクソガキを経て今でも世話を焼かせてしまっている。

 親代わりみたいなバー様にまだ孝行しきれてない。

 

あたしを取り巻く現状に敵意剥き出すヤツとクソッタレを牽制しつつ、あたしの話を聞いてアドバイスをくれる。あたしは何度助けられたか。

 

しかしながら、そんなあたしもケジメをつけなくてはならない。

 

いつか、ヤツやクソッタレと分かり合える日は来るのか?そう思いながら、いつかくる決着の日に備えるのだ。

 

遺伝子や血は繋がらなくても、次の世代に伝えられる事はある。あるゲームの受け入りだが、あたしに衝撃を与えた。

 

あたしも、シッカリと山積された問題に向かいながら「何を次の世代に伝えるか」を考えたい。

良かった事や悪かった事、色々な事をだ。

 

あたしが全てを伝えられた時に天寿を全うできるようにだ。

生き様

別に深い意味はない。

 

知人の話を聞いて悲しくなってしまった。

あたしの嫌いな事、それは女と子供と弱い者に力で支配する事。

 

あたしは様々な人と話をするけど、中には過去の栄光を自慢する方がいる。別に悪い事じゃないし、聞いてると面白かったり新しい発見や引き出しが広がるから。

 

ただ、今日は昔に女を力ずくで無理矢理支配した話を楽しそうに話をされてた方がいた。

 

それを当然であり、俺は強い!とあたしにアピールしたいのか?それとも、話を盛って盛り上げたいのか?

どちらにしろ、会話にこんな話を出すのは嫌いだ。

 

やっぱり、生き様が出るんだろうか?

そんな話をして、あたしが尊敬したりビビると思ってるんだろうか?こんな人にも妻子がいて、ニコニコしてるんだなら複雑な心境である。

 

妙に生々しい話だったが、この場では虚言であったと信じたい。じゃないと、あたしの接し方にムラが出てしまう。

 

あたしも決して褒められる生き様じゃない。仕事がら、恨み辛みを買うのは日常茶飯事だし。

きっと、死んだら地獄がお似合いだと思う。

 

でもね、後ろ指だけは指される事はしてない。

死ぬ時は前を向いて、シッカリ死ぬつもりだ。

 

知人の生き様と死に様はこれからどうなるんだろ?

あたしが勝手に心配しとるだけ。

 

嫌な気持ちで1日を終える。

 

部下?への接し方を考える。

あたしは施設運営法人の運営がメインの仕事。

だけど、本来の業務はあるのです。

一応、所属セクションのトップ的な立ち位置にはいる。だけど、肩書はヒラの専門職である(笑)

 

セクション内には数人の同僚がいる。あたし含めてセクション内では同じ立ち位置だが、専門職の経験上からか、トップ的な役割を担うも本音は遠慮したいのだ。一応、作業分担の概念は構築はしたが我が施設は元々愚連隊の集まりだからか、イマイチまとまりが足りません。

 

あたしに近い部下?さんは年上の女性。だけど、施設での入職は初期メンバーに近いから先輩職員になるのだ。昨年から我がセクションに異動されてきたが、これまた一筋縄ではいかないクセがある方なのよ。

仕事にも慣れ、師の教えだけを守っていた時期は終わりを迎えた部下さんは最近、リミットブレイクされ我が道を行く状態に。きっと、業務にも慣れて仕事が出来るようになったから楽しくなってるんだろう。その分、部下さんの良い持ち味は消えて理想論に忠実になられてきた。杓子定規じゃ測れない専門職の仕事に杓子定規を持ち込む。熱い気持ちで仕事を語る。別に悪いワケじゃない。あたしは熱い人は嫌いじゃない。むしろ、大歓迎。

 

ただね、ホウレンソウはしっかりしないとソコは落第なのさ。自分で判断するのは否定はしないし、解決を模索する一つの選択肢だし。だけどあやふやな情報と知識でどーにかなる程、あたし等の業界は甘くない。どーせなら、ハッタリかます位じゃないと。

キチンと、そこは注意はする。だけど、それを意識するもしないも所詮は部下さんの自由。

だからこそ、今は色んな経験をして壁を乗り越えてほしいとは思う。あっちこっちで苦労すればダメージはあるけど、糧にはなる。活かすも殺すも自分次第だけど、せっかくなら活かしては欲しいのが先輩としての気持ちだよ。

 

買ってまで苦労はする必要は無いけど、巡り合った苦労は貴重だと思うのよ。

 

あたしも経験したからさ。慣れて慢心、いちびって無事死亡。まるで典型的なパターンよ。

 

無理して気持ちは伝えはしないが、何かのキッカケになって欲しいからヒントは出し続けるよ。本人が必要とする時までね。

 

 

 

 

値切る功罪。

あたしの勤める施設のトップは異業種からの参戦組の人。けっこー特殊な業界出身である。

まぁ、あたしも似たような感じはあるけど。

 

んで、時折起きるのが「値切る」事。

出入りの業者に限りなく無謀に値切るトップ。

原価無視の値段要求に大抵の業者は閉口する。

 

でも、あたしは値切るにも程があるんじゃ?と素直に思う。もちろん、その場では安くなるから経費削減にもなるけどアフターサービスや今後のお付き合いに支障が出ると考える。

 

昔、バイトでガテン系の仕事をした時に通常通りに作業してたら「そこは手を抜け、あんまりキレイにやらんでいい。安い仕事にされたから程々にしないと赤字や」と親方が言ってた事がある。当時は親方の言ってる意味が分からずに疑問しかなかったが、今は親方の意味が分かる。

 

うちの出入り業者を見ると業者によってはクオリティーが残念なトコがある。結局、トップの値切りに負けてしまった結果で仕事が疎かになったみたいだ。

ただ、トップはそんな仕事でも「プロの仕事はスゴイ!」とご満悦みたい。

 

このオッサン、ある意味幸せだなって鼻で笑ってしまう。まぁ、あたしが出来る事はそんな業者に声掛けや飲料の差し入れで気持ち良く仕事してもらえるようにする位だけど。

 

今さえ良ければオッケーじゃなく、長いスパンで見てほしいもんである。

 

じゃないとこの先、誰も助けてくれないよ?と、オッサンに念じるあたしの戯言でした。

艷やかやな華のシートで。

久しぶりに入居者の通院介助で慣れた道で、見慣れた病院に。

 

待合室で一緒に待ってると、いきなり「いやー、こんなに女の人がいると艶やかだなぁ(笑)」とちょっと大きい声で独り言。

 

大爆笑に包まれた待合室。

確かに、昔は艶やかだった女性がワンサカいらっしゃいましたが(笑)

 

あたしは苦笑いでしたがね。

 

でも、天気も悪いからジメジメしてた気持ちがちょっとは晴れた気がする。

 

やっぱり、笑う門には何とやらなんだろう。

 

あたしも絶えず笑える人にならんと。